ビックマック指数

2020.03.12

やさしい経営学その4です。

とてもうれしいことに記事に対するご質問がありました。これをされると筆者は嬉々として喜びます。で、色々とお話しさせて頂いていたのですが、ついでに書くことにしました。

みなさんはマクドナルド(場所によっては「マクド」と「マック」とか言いますが)お食べになるでしょうか? 最近は携帯アプリで事前注文しておけば、店内で並ぶ必要のない仕組みも出来ていますね。(あれは、めちゃ、便利です)

左:韓国マクドナルド、右:中国マクドナルド(出展元:いずれもMcDonald’s)

で、ビックマック指数です。前のエッセーにて石油とか為替とか株式市場とか堅苦しいこと書きましたが、その指標の一つとして有名なのがこのビックマック指数と言われるものです。

マクドナルドはほぼ世界中の主要国に展開しています。また、ビックマックはどの国でもマクドナルドのフラッグシップ(旗艦と言う意味)ですし、パン3枚ハンバーグ2枚も同じです。

久しぶりに今後の為替の予想をビッグマック指数を使って計算してみましょう。

ビックマック指数(円)筆者作成:為替2020/3/12 TTM

現在のビックマックを単品で買うと日本なら390円、アメリカなら4ドル、イギリスでは2.69ポンド、中国20元、韓国4900ウォンです。(これ探すの意外に大変、各国のマックのホームページに入って探します)  

一方、現在の1ドルは103円、1ポンドは132.5円、1元は14.81円、1ウォンは0.09円です。(こちらはいくらでもネットで計算可能です。)

次にビックマック指数ですが、1ドルは97.74円が適正、1ポンドは145円が適正、1元は19.5円が適正、1ウォンは0.08円が適正とビックマック(?)は言っています。(計算方法ですが、ドルの場合はビックマック日本円390円÷ビックマック米ドル3.99=97.74円という風に全て計算します)

つまり、今後の為替の見通しは、①ドルに対しては円は高くなる。97.74円程度まで。②ポンドに対しては安くなる。145円程度まで。③中国元に対しても安くなる。④一方のウォンに対しては高くなると読むことが出来ます。これが近未来為替予想です。(その精度の高さは別として)

このビックマック指数は全世界で今でも示され続けている大きな指標です。

さて、ご参考までに、下記はドルからみた各国通貨のビックマック指数による評価です。トランプ大統領が貿易関税を次々かけていく理由が分かりますよね。

ビックマック指数(米ドル)筆者作成:為替2020/3/12 TTM

なんでもトランプ大統領はマクドナルドしか食べないそうですから!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です