たらたらしている内に年も明け、2021年も3月になっていました。 昨年の11月から更新していませんでした「やさしい経営学」の本年の開始です。
さて、タイトルですが、これも少し古いバズワードとなってしまいました。 覚えていらっしゃいますでしょうか? そう、某国元総理大臣出身者が発した言葉に対するIOC(インターナショナル・オリンピック・コミッティ:国際オリンピック委員会)評価の言葉です。 (ちなみにバズ{Buzz:日本語では「バズる」で使われる}ってご存じですか? 「話題」っていう意味です。) この言葉がもとで、大騒ぎになりましたね。
日本語に訳すと「絶対に不適切」と言う風になっています。不適切に絶対も適当も無い様な気もしますが、英語とは不思議な言い回しをするものです。
次回から「AI」について少し記載しようと思っていますが、その前に最近聞いた面白い英語をご紹介します。(経営に限定するものでもありません)
①No Pain No Gain (ノーペイン、ノーゲイン)
痛みのないところに利益なし。という意味です。 一般的にペイン(痛み)とゲイン(利益)はJOB(業務:ジョブ)によってもたらされます。ペインはレシーバー(対策)にて、ゲインはクリエーター(創造)にて良い方向へと改善されて行きます。そのJOB(業務)の武器になるものが、プロダクトサービスと呼ばれるDXで代表されるIoTとなるのが現在の仕組みの様です。
②Serendipity(セレンディピティ)
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。 平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。とは言え、「天才とは1のひらめきと99の努力」の裏返しかな? ①とよく似ていますね。ちなみに私が好きな定義は「天才とは努力する凡人のことである」です。
最近、RCCのイマナマ木曜日の「花よりガッツ」コーナー担当のアナウンサーの田村友里さんの「奇跡を待つより、捨て身の努力」も同じ意味でお気に入りです。
③Garbage in Garbage out (ガーベージイン・ガーベージアウト)
毒のある文章です。「ゴミはいくら入れても、ゴミしかでない」何でもかんでもやれば良い、集めれば良い、言えばよいと言うものではない。ゴミはゴミ。見分けるためには自らを鍛錬しないとダメ。
④Trigger word (トリッガーワード)
たった一言、言った瞬間に全てが始まる。若しくは終わる。 IT(AI)用語とするなら「ヘイ、シリ」、「オッケー グーグル」、「アレクサ」これらの最初の掛け声でスマートスピーカーは反応します。 これがトリッガーワードです。 やっと少しAIに近い話になって来ましたね。
この先、AIの発展で世界中の5億~8億人の人たちが仕事を失うと言われています。しかし、皆さんはAIの本当の意味と定義を知っていますか? 日本を除く世界ではそれが明確に定義され、誰もが理解できる言葉になっています。 ご存知でしょうか?
先に例に出したスマートスピーカー、最近の自動運転に使われるAIとはどの様な方法でどの様に製作されているのでしょうか?
過去に福山大学教授の金子先生の寄付講座にて片鱗を教わった「AIの本質とはなに?」を補足しつつ、技術的な説明を出来るだけしない様に書いて行くつもりです。
なお、本記事の出展は「Ph.D. Andrew Ng (アンドリュー・ン先生)」の「Coursera」の「AI for Everyone:みんなのためのAI」からの抜粋です。 ちなみにこのコースは無料で誰でも受講することが可能です。
すべての人のためのAI | Coursera https://www.coursera.org/learn/ai-for-everyone
おわり