福山職業能力開発短期大学校の2019年度卒業制作研究の発表会に出席して来ました。
この学校の学科には生産技術科、電気エネルギー制御科、電子情報技術科の3科があります。今回初めて、内定している学生さんがいるため、生産技術科の卒業研究発表を聞くことが出来ました。
生産技術科の研究のテーマは大きく5つあります。①ゴム動力射的と自動回復する標的、②ゼロハンカー(50cc)車体製造2チーム、エンジン製造1チーム、③水中ドローン製造2チーム、④卓上射出機、⑤レモン皮むき(岩城島タイアップ)
内定している学生さんは水中ドローンと卓上射出機にそれぞれ1名づつの2名です。
これらの本体はほぼ全部、設計、強度計算、各種工作機器を使用しての製造、先生の手伝いはあるものの学生が1年足らずで行っているということに感心しました。2年と言う短いプログラムの短期大学ですが、これだけの設備とソフトを使ってものづくりを行えることは一般大学ではほとんどありません。
また、発表している学生の一人一人の顔が活き活きしています。
内定している学生さんも当然発表されていました。
当然、卒業発表ですから、パワーポイントによる説明用資料と2ページにわたる要旨の作成があります。 私も今年、同様の経験をしましたので、その苦労はなんとなく共感できるものがあると共に私と違い年齢の若さに比例した無限の可能性があることを感じさせてもらえました。
みなさん、本当にご苦労様でした。それと、少し早いけどご卒業おめでとうございます。